ふるさと文化財の森について

文化庁より用材を確保する「ふるさと文化財の森」選定事業が平成18年よりはじまり、
平成22年は山梨県甲州市にある裂石山雲峰寺(さけいしざんうんぽうじ)の境内のヒノキ林が選定されました。
雲峰寺は戦国武将「武田家」ゆかりの古刹です。
日本の文化を担う文化財建造物ですが、年々修理の用材が不足どころか将来確保することが困難であることが憂慮されてきました。
桧皮(ひわだ)とは屋根葺材用に檜から採取した樹皮で、樹齢70~80年以上の立木から採取します。採取周期は約8年である。
(採取すると、皮がもとのように生成されるまでに8年要します)。
桧皮を剥ぐ職人を原皮師(もとかわし)と呼びます。原皮師は兵庫県氷上郡山南町の人達が中心になって技術を伝承してきました。
桧皮を剥ぐ対象地は京都府北桑田郡京北町を中心とした関西地方であります。
近年原皮師の数が減少し、また、ヒノキ林も若齢化してきて黒皮の採取が困難になり、
今までのような古くからのやり方では桧皮の必要量が確保できなくなってきておりました。